ムンク展―共鳴する魂の叫び(東京都美術館)にお出かけ

2018年12月26日に、上野の東京都美術館で開催中のムンク展にEmma+👶+Emi+👶で行ってきました。

会場内は撮影禁止なので、美術館の入り口にあるパブリックアートをパシャり。

 

東京都美術館の中には授乳室がありますので、企画展(企画展の会場の中にはありません)の会場に入る前に利用をさせていただきました。

 

ーー東京都美術館の授乳室(赤ちゃん室)ーー

①利用の際はインフォメーションの方にお声がけをします

②授乳用の広めの個室が2つ

③オムツ代が2つ

④ミルク用のお湯や、水道もあります

🌟素晴らしい点🌟→授乳室の中に、親が使えるトイレがあります。特にEmmaの息子はまだ腰が座っていないので、自分がトイレを利用したいときに、ベビーカーが入るトイレを探す必要があります(もしくは自宅まで我慢する。。)。息子の授乳やオムツ替えの後に、自分がいけるトイレに移動する、、と、手間が二倍かかるところが一箇所で済ませられるのが素晴らしいなと思いました。

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個室の授乳室は2つとも空いていたのですが、一つの部屋でEmmaは授乳、Emiは離乳食をあげてと、展覧会の前におチビちゃん達の準備を万全にしました。

 

ーームンク展ーー

展覧会は、エドヴァルド・ムンクの代表作でありもっともよく知られているだろう作品「叫び」のシリーズをはじめ、彼の生涯にわたっての作品を時代ごとのコーナー(テーマ)に分けて紹介する大回顧展です。

 

久しぶりの美術館空間での作品鑑賞に、私たちは心が踊りました(Emiの👶は空間をママとお散歩、Emmaの👶は「叫び」の直前に抱っこで寝てしまいましたが笑)。絵の中に作家の時間や視点が凝縮されており、本物の力に圧倒されます。

 

展覧会で印象的だったのは、後期の作品が色彩に溢れており、自然や身近な人々への眼差しに溢れ、優しいタッチで描かれていたことです。「叫び」の印象が強かったため、新しい発見でした。

 

ーー👶との美術館体験ーー

Emmaは大学でFine Artを専攻しており(専門分野はコンテンポラリーアート)、かつ現在は映像系の美術館のキュレーターですが、自分の専門外の分野や時代、作家の作品となると鑑賞する頻度や知識はどうしても乏しいものとなります。育休中の今、新しい出会いができることは人生を豊かにしてくれるとても素晴らしいことだなと改めて感じました。

 

おチビちゃん達は、作品の鑑賞ということはまだ難しいというのが正直な感想です。ただ、小さな時から「美術館・博物館に行くこと」や「芸術」が特別なことではなく、日常生活の一部になってくれたら良いなと感じています。

 

また、東京都美術館では、定期的に設けられている「パパママデー」=(託児サービス)や、「こどものための鑑賞会」=休館日に臨時開室され、中学生以下の子供と保護者だけが鑑賞できる日(会期中1日開催)、などのサービスがありますので、こちらも今度は別の展覧会の際に利用してみようと思います。

 

赤ちゃん室が整備されていなかったり、ベビーカーを持ち込むことが難しいような小さなギャラリーを一緒に巡ることはまだ先になりそうですが、定期的に展覧会には👶とお出かけをしたいと思いました。

 

Emma